ホーム > 中古iPadの選び方 > 「Wi-Fi+3G/4G/Cellularモデル」を購入する際の注意点
iPadのタッチパネルを押す

キャリアと通信回線の契約を結ぶ予定の場合

 購入した中古のiPadを使い、ソフトバンクもしくはauで3G/4G/Cellular回線の契約を考えている場合、注意が必要です。ソフトバンク・au共に 「他社のiPadを持ち込んで回線の契約はできません」。つまり、ソフトバンクの回線に契約する場合は、ソフトバンクで購入したiPadでなければなりません。auの場合も同様で、auの回線はauで購入したiPadでしか契約できません。ですから、3G回線の契約を考えている場合は、前利用者の契約会社に注意しましょう。

ソフトバンクで購入したiPadか、auで購入したiPadか判別する

■SoftBankでiPadの持ち込み契約をする場合

 iPad持ち込み時の契約や手数料について - SoftBank

■auでiPadの持ち込み契約をする場合

 公式サイトにも情報が無い為、電話で問い合わせてみたところ、auのiPadであれば、解約して他人に譲渡したiPadでも、auショップに持ち込んで、新規契約が可能との事。ただし、「ICカードロック」が掛かっており、これを解約(ロッククリア)するのに3,150円が必要です。「ICカードロック」とは、一つの端末につき一つのSIMカードしか利用できないよう端末自体に掛けられたロックのことで、これを解除しない限り、同じauのSIMカードであっても差し替えて使うことは出来ません。

■au/SoftBank以外でiPadの持ち込み契約をする場合

 「Docomo」や「b-mobile」でSIMカードのみの通信契約を検討している場合、「auもしくはSoftBankのiPadを購入してはいけません」。au・SoftBankのiPadには他の通信会社で契約できないよう「SIMロック」という制限が掛けれれている為、「SIMフリー版」のiPadを購入する必要があります。

「SIMフリー」「SIMロック」とは?

SIMカードの有無を確認しよう

「SIMカード」とは?

 基本的に、アクティベートの際にはSIMカードが必要です。例えば、工場出荷状態からの初期設定やiOSのバージョンアップ、システム不具合時の復元などを行った際にアクティベーションが行われます。ただし、これにはシリーズやiOSのバージョン違いも関係してくるようで、確かな情報は無く、「必要な場合もあれば、不要な場合もある」というのが現状です。

 ですから、「Wi-Fi+3G/4G/Cellularモデル」のiPadを購入する際は、「SIMカード付き」のものを購入しておく方が安全です。ただし、SIMカードは通信会社からの借り物で、iPadを解約する際は返却を求められる為、iPadを手放す人みんなが持っているわけではありません。

 中古ショップなどから購入する場合は、ショップスタッフに購入予定の端末が「アクティベーションにSIMカードが必要か?」予め聞いておくのも良いかと思います。

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