ホーム > iPad入門講座 > iOSとAndroidの違い

 iPad・iPhone・iPod・Macなどアップルの製品に搭載されているOSが「iOS」です。タブレット機で言えば、Nexus7、Nexus10(google)・GalaxyTab(サムスン)・Kindle(amazon)などに搭載されているOSが「Android」です。その他にも、Surface(Microsoft)・ASUS Eee Slateなど「windows8」が搭載されたOSもあります。

代表的なメーカーのタブレット機

 大枠で違いを説明すると、「iOS」はユーザーにいかに直感的にわかりやすく使ってもらえるかを主においたOSで、子供からお年寄りまでどんな世代でもすんなりと入り込んで使えるというのが特徴です。「Android」は、性能を追求したOS。iOSに比べてもカスタマイズ性も抜群に高く、スペックだけで見ると高性能。「windows8」は、安定感。これといった特徴はないが、これまでの実績と経験を生かした技術で、ストレス無く使用でき、痒い所に手が届くような快適な環境で使える。iOSとAndroidの中間的なバランス型といった所。

タブレット機 OS別シェアの割合

 2012年のデータでは、タブレット機のOS別シェアの割合は、以下のようになっています。

  • iOS(iPad) ・・・ 57.5%
  • Android ・・・ 39.1%
  • windows8 ・・・ 1.5%
  • その他 ・・・ 1.9%

 AndroidはGoogleが無償で提供しているOSです。これにより、AndroidのOSを採用したメーカーは、スマートフォンやタブレット機に搭載してもGoogleへライセンス料など支払う必要がなく、コストを大幅に削減できるとして多くのメーカーが採用しています。ところが、現状、その複数のメーカー合わさったAndroidのシェアよりも、アップル一社のiOSだけのシェアの方が多いわけです。

iOSがダントツのトップシェアを誇る理由

 これだけ圧倒的なシェアをアップルのiOSが占めることができた理由は、誰にでも扱いやすいインターフェイス(操作画面や操作方法)にした事で、電子端末の小難しいイメージを払拭したことにあると思います。また、スタイリッシュなデザインで、「カフェや喫茶店でアップル製品を使って仕事をする」というライフスタイルの提案が見事にユーザーに受け入れられたという点も大きいです。

 そもそもタブレット機においては、ノートパソコンやデスクトップパソコンよりも、もっと手軽にパッと取り出して使えることを目的とした端末で、Andoroidの様にカスタマイズ性や性能といった追求した技術の楽しみというのは一般人には必要とされていませんでした。

 windows8においては、パソコンでのwindows普及率は高く、対応ソフトなどに恵まれていたから、あれだけパソコンでのシェアを獲得できていましたが、パソコンとは違うタブレット機という端末では、その対応ソフトという縛られることはなくなっています。

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